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初診

サル発症!

2003.10.25(土) 午後にいつものように近くのスーパー(自転車で5分程度)まで自転車で買い物に行く。帰り道、普通の速度で、自転車を漕いでいるのに異様に息切れがして、マラソンの後のように苦しい。何これ?痛みなど何もなく、息切れするだけ。午前中は平気だったのに。帰ってきて階段を昇るのも息切れする。どうしたんだろう?


翌日の日曜日 動いた時の息切れ重苦しさは収まらず、小ウサギの行事のお手伝いをキャンセル。一人で行かせる。かわいそうなので電車で2駅先の集合場所に迎えに行ったが、歩いている途中、横断歩道を小走りで渡ることが出来ない。すこし急ぐだけで息切れ。その後スーパーに行ったが途中休まないと動けなくなる。なんかこれは普通じゃない。


この後の1週間 息切れは日に日にひどくなる。縄跳びのようにジャンプして、すこし負荷をかけ、脈を計ったら飛び飛びになっていることを発見! 「不整脈だ!!」って、分かったからって何も進展なし。無理してその辺を1日1回20分くらい散歩してみたりして…何やってるんだか。ただ、家でじっとしてても治るわきゃなさそうなことが分かってきた。

 歩いて1分の所にある「S医院」に若先生が来たとかで新しくなっていた。前を通ると以前にはなかった「循環器科」の看板。軽い気持ちでいってみるか! 不整脈以外何の症状もないのだから。

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初診

11.4(火) 保険証持って「S医院へ。たった1分の道で息切れ。困ったもんだ。午後だったせいかすいていて、あまり待たないですんなり診察。初めてなのでちょっと緊張。大先生は「怖い」と噂があったけど、若先生は丸顔で優しそう。年は怠けウサギより少し下くらいか。看護士さん達の対応もソフトで、ちょっとホッとする。心電図を看護士さんにとってもらって、心エコー(超音波で心臓の動きを見る)

 検査後、WinのPCの画面を見ながらS先生。「一部心臓の裏側に動いていない部分があります。心電図には出ていないですが、房室ブロックの疑いがあります。」よく分かんない。

 その後採血、24時間心電図を記録するホルター心電図の装置ををつける。強力そうな絆創膏をベタベタ貼られる。皮膚が弱いのであとが怖い。


翌日 ホルター心電図をはずしにS医院へ。バリバリと電極をはずしてもらってすっきりする。やっぱり絆創膏のあとは赤くなっている。「血液検査の結果がでていますので」と言われて診察室へ。「リュウマチの様な病気の疑いもありますので、その検査の追加もしました。その他の数値は正常です。」とちょっと難しい顔でS先生。追加の検査の結果はまだ出ていないとのこと。怠けウサギの親族に糖尿病の人がいるので血糖が気になって聞いたが、「正常です。」でホッ。でも「リュウマチ」って? 自己免疫疾患ってこと?

 帰り際、「検査が追加になったので、申し訳ないのですがその分をお願いします。」で、前日4、5千円払っているのに請求が1万円ちょっと! ええぇ! 血液検査でぇ! さかんに「高くてごめんなさい。」と受付けの女性が謝ってくれたが、ビックリ! この先検査でどのくらいかかるんだろう。時間とお金。


さらに2日後 ホルター心電図とその他の結果を聞きに行く。先生は難しい顔。「ホルター心電図に房室ブロックがでています。1と、2になりかけです。」S先生の説明によると、房室ブロック1はペースメーカーの必要がなく投薬などして様子をみる。房室ブロック2以上になるとペースメーカーが必要になるそうだ。

 「この間の血液検査のACEの結果が少しだけ正常値より高いので、サルコイドーシスという病気の疑いがあります。うちでできる検査はしましたが、これ以上の詳しい検査は紹介状を書きますので、もっと大きい所でして下さい。」要約するとこんなことを言われたと思う。怠けウサギには初めての言葉だらけ。

 家に戻って、ぼやきガメ(夫)に報告。「『サ何とかシス』って病気らしい。『A何とか』が基準より少しだけ高いらしい。」「はあ???」これで分かったらぼやきガメは超能力者である。家にあった医学関係の本を見ても???「サ」がつく「〜シス」って病気はサルコイドーシスしかない。自然治癒率60%とあるけど、心臓が悪くなるってかいてない!? 何だろう?


翌週の火曜日 紹介状を取りにS医院」へ。「なるべく『直ぐペースメーカーを入れる』と言わないところにしましょう。」と言うことで、隣町の国立病院を紹介してくれた。入院施設のない開業医として、できるかぎりのことをしてくれ、迅速に対応し、紹介状を書いてくれました。感謝。

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