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ペースメーカー電池切れ その1 その2

ついに来た、ぺースメーカ電池切れ。
   〜ペースメーカー電池切れその1

2008.7.4(金) 半年に一回ぺースメーカチェックに病院に行く怠けウサギ。今回で9回目。検査場所はいつも行く循環器科の向かいの生理学検査室埋め込み手術から4年半。最初の主治医のK先生に「今までで一番早い人は3年くらい」と言われたことを考えるとオールペーシングだし、そろそろかなあ。ちょっとドキドキしながら順番を待つ。

 まず心電図を取り、しばらくしてドクター(主治医ではなく心臓血管外科)と実際に機械を操作するメーカーの人が待つ部屋へ。

 ベッドに仰向けに横になり、手足に心電図をみるための電極をペタッと貼られる。操作機械からつながったドーナツ型の端子メーカーの人が左鎖骨のあたりに置こうとするので、「に入っています」と言う怠けウサギペースメーカチェック開始。

 しばらくして「あれれ?そろそろですねえ」と声を上げる機械を操作していたメーカーの人。「そうですねえ。」とドクター。「半年は無理ですねえ。3ヶ月くらいで刻みましょうか。」とメーカーの人。「刻みましょう。」とドクター。何を刻むんだ?何のことか分からない怠けウサギ

 チェック終了後、心臓血管外科の外来診察室に行く。「電池が消耗してきています。近いうちに電池の入れ替え手術が必要になります。」とドクター。3ヶ月後の予約をとる。『刻む』とは次回のペースメーカチェックまでの期間を6ヶ月ではなくもっと短くすること言っていたのだ。

ついに来てしまった、入れ換え手術。 (・・;)


10.3(金) 前回のペースメーカチェックから3ヶ月。今回は生理学検査室ではなく、心臓血管外科の外来。1度来ているのに場所が分からず、ウロウロする怠けウサギ。やっと少し引っ込んだところにある心臓血管外科の外来を発見。年配者が多く、けっこう混んでいる。適当に空いているイスに座り、ドキドキしながら順番を待つ。ついに入れ換え手術かなあ?

 しばらくして呼ばれ、診察室に入る。前回のペースメーカチェックの時と同じドクター。テキパキと質問する。「特に変わったことはありませんか?」「はい」と怠けウサギ。「では、次のペースメーカチェックで!」えっ!これで終わり?入れ換え手術の話はどこに行ったの?まずい、これは絶対カルテを見てない

「あの〜、ペースメーカのことで・・・・」遠慮がちに切り出す怠けウサギ。「あ、バッテリーかな?あ、ホントだ少し減ってるねえ。」 とドクター。先にカルテ読んどいてよぉ(-_-;) ドクターはテキパキと連絡をとり、ペースメーカチェックの段取りを整え、「ペースメーカチェックが終わり次第またこちらへ来て下さい。」と診察室から送り出した。


 新しく移転した生理学検査室に向かう。受付ではまだ話が通っていないらしく、受付の技師さんが忙しく連絡をとる。その間、イスに腰掛けて待っていると大きめのアタッシュケースのようなものを下げた白衣の若い男性が来る。胸のネームプレートには『床工学技士 』とある。実際にお目にかかるのは初めてだが、「チームバチスタの栄光」のチームの中にいたスペシャリストだ!

 生理学検査室の中の一室でペースメーカチェック開始。「ペースメーカは右に入っています。オールペーシングです。」と説明すると不思議そうな顔をする臨床工学技士さん。「普通の患者さんはそういう風に言わないので。」あれ、そうなんだ。でも話が通じると思ってくれたのか、その後は和やかに検査は進む。臨床工学技士さん、このペースメーカの機械操作はちょっと不慣れな様子。「はい、終わりました。心臓外科の外来でお待ち下さい。」と言われ外来に戻る。

 外来のイスに腰掛けていると「怠けウサギさん。」と呼ばれる。振り返るとさっきの臨床工学技士さん。「すみません、もう1度ペースメーカチェックに来て下さい。」あれ?さっきのはうまくいかなかったんだ。申し訳なさそうな臨床工学技士さん。何となくそんな予感がしていた怠けウサギ。再度生理学検査室へ。もう1度チェック。今度はOKだったようだ。外来に再び戻る。


 診察室に入ると、データーを眺めているドクター。「だいぶ電池減って来ていますね。出来れば年内入れ換え手術をした方が良いと思います。」年内か。家や仕事のことを考えると12月に手術するのは困る。11月中にやってしまうか、年明けが良い。「1月までは持ちませんか?」と聞いてみる怠けウサギ。「電池無くなったからといって、すぐにペースメーカが動かなくなるわけではありませんが」とドクター。「では、11月にもう一回ペースメーカチェックをしましょう。」ということで、保留。執行猶予。

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まだまだペースメーカーチェック。
    〜ペースメーカー電池切れその2

 10.24(金) 2ヶ月ぶりの循環器科の定期診察日。この日は新しい主治医の診察第1回目。このところ主治医が毎年替わる怠けウサギ。発病から5年で6人目。どんな医師かなあ。心臓外科のドクターは「大柄なイイ先生」と言っていた。毎年主治医替わってしまうので、落ち着かないし、医師も外来だけではじっくりカルテを読む間がなくて、病歴の把握が今一な感じがする。地方の大病院の宿命か・・・・なんて考えていると、診察の順番が来る。

 診察室に入ると、大柄で清潔感のある、色白の医師Ki先生

#今までの2人の主治医(前と前々主治医)と比べると大柄にみえるだけで、実際はそんなに大柄でもないかも?色白なのは共通だが、前お二方はいかにも独身の一人暮らし。「ちゃんと食べてる?」と心配になる吹けば飛びそうな風情だったのその落差が。Ki先生は薬指に指輪があったので既婚者。そのせいか落ち着いた感じで身ぎれい(^_^;)

いつも通り、血圧を測り「変わったことはないですか?」的な質問を受ける。「ペースメーカ電池がそろそろないと言われたんですが。」と怠けウサギ。年内の手術はなるべく避けたい旨を話す。「う〜ん、そこまで持つかなあ?」とKi先生ペースメーカ電池は急に消耗することもあれば、結構持つこともあるそうだ。「手術が終わったら、サルコイドーシス検査もしましょう。」ということで診察終了。Ki先生、結構気さくな先生で良かったぁ。


11.14(金) 電池の消耗が分かってから、2度目のペースメーカチェック。今回はあらかじめ心臓外科のドクターが手配してあったらしく、外来の診察室に入る前に呼ばれて、生理学検査室へ。

 検査室に入ると、あれ、今日は2人。前回の臨床工学技士さんとメーカーの人が待ちかまえている。臨床工学技士さん、前回の時操作が不慣れな感じだったから、万全を期して、操作に慣れているメーカーの人を呼んだのかな?臨床工学技士さんは、メーカーの人に操作を確認しながら、怠けウサギペースメーカチェックを行なう。この方がこちらも安心。早く終わってくれればそれにこしたことはない。

 ペースメーカチェック終了後、心臓血管外科の外来へ戻る。しばらくして呼ばれ診察室へ。「やっぱり少し減っていますね。」とドクター。前回同様なるべく年内にやりたくない怠けウサギ。結局来月にある定期のペースメーカチェックで決めることに。「都合の悪い日が分かるようにしてきて下さい。」とドクター。いよいよ次回手術日決定か。


12.17(水) 3度目のペースメーカチェック。なんだかしょっちゅう病院に行っているような感じのする怠けウサギ。今回は病院からハガキが来て行なう、半年に1度の定期のペースメーカチェック。結局前回からなんとか半年もった。やたらと病院通いが増えた感じで良かったんだか・・・

 いつも通り、生理学検査室で受け付けをして、心電図をとったあと、メーカーの人と心臓外科のドクターでペースメーカチェック。今回のドクターは曜日が違うので今までとは別の小柄な医師Sin chan先生。ともかく若い。「そろそろですねえ。」とメーカーの人と言い合い、チェック終了後、別室に呼ばれる。

 「もう、ペースメーカーの電池はかなり減っています。なるべく早く入替え手術が必要です。」というような話がSin chan先生からある。もちろん予想していた怠けウサギ。「あの〜、1月になってからでもかまいませんか?」と聞いてみる。家や仕事の都合で年末年始は困る・・・というかお正月はやっぱりウチにいたい!病院だって、年末年始は手薄になるはず。できれば避けたいなぁ〜。なんて思っていると「そうですね、では年明けにしましょう」と殆ど即答のSin chan先生。ありゃ?ちょっと拍子抜けの怠けウサギ。まあ年内でなくて良かった(^_^;)

「では次回の診察の予約を・・・・1月14日で良いですか?」「はい。」と怠けウサギ。「あれ?予約票がでない!」ちょっと慌てるSin chan先生。診察室ではなく生理学検査室の一室なのでプリンターが無いらしい。「無くても良いですか?」「メモしますから良いですよ。」と言いつつとり出した万年筆からドバッとインクが・・・手帳に大きなシミ、手も汚れるし(-_-;)なんとかメモをして、部屋を出る怠けウサギ。あれれ、手術日は?早く日にちが決った方が良いのに。


2009.1.14(水) 正月もなんとか済んで、心臓外科の診察日。いよいよ手術日決定か?ドキドキして診察を待つ怠けウサギ。するとまた生理学検査室へ診察前に呼ばれる。もう、減ってるのは確かなんだからペースメーカチェックはしなくてもいいのにぃ。もうすっかり顔なじみになった臨床工学技士さんにペースメーカチェックをしてもらう。スムーズに終了。

いよいよ診察室へ。「今月中には入替え手術をした方が良いと思います。」とSin chan先生。「いつ、ご都合が良いですか?」「自営で融通が利きますからいつでも良いです。」もう覚悟を決めてきた怠けウサギ。さあ、いつになる?

PC画面で手術日程を確かめるSin chan先生。なかなか手術室が空いている日が見つからない。やがて「この日は1日とってあるけど、この手術はここまで時間はかからないからここに入れよう!」と、電話であちらこちらに問い合わせをして、ついに決定!1月21日!!「前日に入院して下さい。退院は傷の経過がよければ1週間後です。」とSin chan先生。ついについに来てしまった(・・;)

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